野草園

本校は自然豊かな場所に建っています。
さまざまな自然の風景の移り変わりは、子どもたちの心にもきっとよい影響を与えています。前庭やグラウンド、学校の周囲など季節ごとに移り変わる野草も素晴らしい仲間です。雑草というわけではなく、ひとつひとつにしっかり名のある草花です。
ところが、そうした場所の多くが、野草を生やしっぱなしというわけにはいかない場所で、草刈りなどで草の様子やそこにやってくる生き物の姿を観察するということを継続的に行えないことが多いのです。
そこで今回試みに、ヘチマ園の周囲のわずかな場所ですが、意図的に野草を残しておくことにしました。暫定的に「野草園」としておきました。ただ、グラウンドへの悪い影響が出るようならすぐに草刈りをしようと思います。

今はコメツブツメクサが一面に咲き、芝生のようです。中にニワゼキショウが少し顔を出し、ギシギシが茎を伸ばしてきました。
ヘチマ園の手前にあるのは、4年生のヘチマとダイズの苗です。ここはシートが敷かれていたので、苗のポットを動かしたあとどうなるかを少し楽しみにしています。