学校保健委員会を開催しました

本校では、食育の中心を、食事や食材について知ること、地元の伝統的な食材を育てたり味わったりすること、食に関わる人々と交流すること、そして、食事のマナーを身に付けることにおいて、取り組みを進めています。
そうした中で、毎週火曜日の食育会食や地場産給食、丸イモやサツマイモの栽培、生産者のみなさんや地域のみなさんを招いての会食、早寝早起き、朝ご飯の習慣付けなどの取り組みを行ってきました。
健康な心と体づくりをテーマにした学校保健委員会でも、今年は食育をテーマに実施することにしました。
今回は、食の中でも、おやつについて考えるため、株式会社カルビーの食育プログラムを用いて、正しいおやつのとり方について考える会としました。
子どもたちのおやつの実態をもとに、例えば、ポテトチップスならばどの程度の量が食べられるかを予想してみたり、おやつの種類でカロリーの量の見当を付けてみたり、子どもの生活に即しておやつについて考える機会になりました。
おやつで大切なのは、以下の事柄だそうです。

  • おやつの量 200キロカロリー ポテトチップスなら35グラム
  • おやつの時間 食事に影響を与えぬよう消化に必要な2時間を空ける
  • 裏を見る 何のことでしょう。お菓子の袋の表示を見て、どんな食材で、どれほどのエネルギーがあるかを知ることで、十分な摂食を行うということです

これらをわかりやすい歌にして習慣付けを目指しました。
また、今回の学習がこれからも定着していくよう「おやつ隊員」が3名任命されました。みんなを励まして活動がんばってくださいね。
おやつは必要なのでしょうか。
実は、大人は消化器官の大きさが十分なので、食いだめではないですが、生活に必要な分を蓄えられるのですが、子どもは胃が小さいので、必要な分を摂食しきれないことが多いのです。そのため、中間食でその分を補うのはとても大切な生活習慣だそうです。エネルギーの消費が激しい山登りやランニングなどで長時間の活動になるときに行動食をとるのと同じことですね。
3年生以上のみなさんに、パンフレットを配布しました。また、参考にしてください。


おやつ隊員の伴奏で、おやつの歌を歌います。

実は、試食もありました。
おいしそうですね。