黒部の魚ブランド「ベニズワイガニ(あかがん)」出前講座&食べ方教室

黒部市では、学校給食とやまの日や学校給食週間などの取り組みで、黒部産の食材を使った給食を食べる機会がたくさんあります。名水ポークのように今や全国ブランドにさえなってそのおいしさが多くの人に知られ、給食で食べられることに自慢心さえもてるようになったものもあります。
今回、こうした土地の特産物をさらに多くの子どもたちに味わってもらおうと、関係のみなさんのご厚意で、5,6年生を対象に、黒部で水揚げされたベニズワイガニを1杯まるごと食べる教室が行われました。
生地の方では、赤いカニということで、「あかがん」とも呼ばれているそうです。富山県では、漁場から取ってきたカニを冷凍せずにそのまま茹で上げると言うことで、新鮮なカニの風味を楽しむことができるのだそうです。
子どもたちは、むきガニを食べる機会はありますが、そのままのカニを食べる機会はそれほどなく、体験したことがある子でも家族に手伝ってもらいながら食べた子がほとんどです。そこで、今回は、漁業関係者の方に食べ方も教えてもらいました。ちゃんとこつがあるんですね。教えられたとおりにすると、驚くほど簡単に、しかも隅々まで食べることができました。

黒部では、このほかにも、キジハタやヒラメなどを地域ブランドとして広げていきたいと話しておられました。たくさん、教えていただきました。また、カニは、あるカニ船の方からの提供だそうです。ありがとうございました。
ちょっと豆知識です。
ズワイガニベニズワイガニは、名前は似ていますが別の種類だそうです。ベニズワイガニの方が甘みやみずみずしさがあって、最近ではズワイガニよりおいしいと評判になってきているそうです。漁場も、ベニズワイガニの方が水深があって、そのため、どこでも採れるというわけでなく、特産品としての価値が高いとのことでした。