幸福のタネ

月曜日になるとけっこうグラウンドにいろんなものが落ちています。
今週おもしろかったのは、カラシと風船でしょうか。
カラシはたぶんお弁当の中にあったものでしょう。小さな袋入りのものですが、たったそれだけでけっこう会話が弾みます。
「先生、カラシの袋落ちとったよ」
「お弁当のものかな」
「何やろう」
「シューマイ弁当じゃないの」
冷やし中華かもしれん」
「カツにもついとるよ」
「うーん、何だろうね。本当のところが知りたいね」
カラシだけでもこれだけの想像力。子どもたちは知りたがりですね。
もうひとつは、これ。

風船が割れたものです。割れ方がすごいですね。高い空で割れるとこういうことになるそうです。袋がついていて、「幸福の種」と書いてあります。どうも、ホウセンカのようです。イベントで空に飛ばされたものでしょうか。
一体どこからきたんでしょうか。
「魚津からかな」
「富山ぐらいやよ」
「ばあちゃんちの近くで昔、風船飛ばしたって聞いたよ」
「中国からじゃない?」
「日本語で書いてあるやろ」
「じゃあ、九州」
やっぱり、いろいろ広がります。
知りたいなあ、どこの誰だろう。