生きものの気配がむんむんしてきました

気温が上がり、今、生きものが一番元気な季節です。
月曜日にふ化したカイコも、ずいぶんそれらしくなりました。22日の写真と比べると、ものすごく大きくなっていることがわかります。

このあと、およそ1週間ごとに脱皮していきますので、月曜日に学校に来ると急に大きくなっているという感じになります。生きものの成長には、子どもたちもずいぶん興味があるようです。2階の「前沢タワー」の積み木の横にカイコランドと名付けた場所で飼育しています。
これは、バイカモです。

グラウンドの近くの溝から採集しました。そのときには、まだ、花は咲いていませんでしたが、日光が差し込むように作ったビオトープ水槽のため、水槽で成長しているようですね。葉には、水泡が付いていますが、光合成で生まれた酸素の泡です。こちらは、3階にいます。
ちなみに、生きものというと、動物や虫を思いますが、理科では、動物も植物も「生きもの」です。自分で動ける動けないにかかわらず、生きものがつながりあって生態をつくっているという考え方です。食物連鎖ということばは、小学校の理科の最も終わりに出てきて、3年生からの学習がそうまとまりになっていくという学習の形を取っています。
バイカモを採集して、バケツの中で洗うようにすると、中からたくさんの生きものが出てきます。今回の最終でも、トビケラがずいぶんでてきましたし、マダラカゲロウの幼虫もいました。水がきれいだということと、バイカモが多くの生きもののすみかや隠れ家になっていることがわかりますね。