日食観察会

晴れました!すばらしいお天気です。
この日のために、日食観測グラスだけでなく、いろいろな観察用具を準備しました。
朝から、子どもの頃は天文少年だったという教頭先生が張り切って準備を進めました。
本校での観察は、吉田科学館から提供された資料にあったものをできるだけそろえました。

  1. 日食観測グラス(黒部市教育委員会提供のものです)
  2. 段ボールピンホール(手作り観測用具です)
  3. ピンホールカメラと紙コップピンホール
  4. 文字の形のピンホール
  5. 鏡の反射を使った投影
  6. 木漏れ日の観察(白い画板にあてて観察します)
  7. 日食のスケッチ

こういう観察方法に加えて、日食での気候の変化を知るために、

  1. 自動記録温度計による気温の測定
  2. 照度の測定
  3. 日向と日陰の温度の測定
  4. 地温の測定(アスファルトと草地。放射温度計を使います)
  5. 風向きの観察(インターバルカメラを使いました)

なども行いました。

子どもたちが来る前にピンホールを試してみました。まだ、あまり欠けていないので、ぼんやりしていますね。
ご家族にもどうぞいっしょにと促しておりましたら、20人ほどがおいでになりました。午前7時30分には、みんながそろって、事前に仕組みなどを勉強していましたので、さっそく観察です。
まずは、日食観測グラスです。やり方を守って、

まさに、おーっ、という感じです。
それから、思い思いに興味のある観察を楽しみます。
4年生は、必死で、温度を計測していました。もう一度というわけにはいきませんからね。
ピンホールも、この時間には、こんな感じです。
乱視で月を見たみたいですね。

やがて、最大食から次第に太陽は大きくなり、午前8時、観察会を終了しました。
感想タイムでもいろいろなことばが聞かれましたね。
6月6日には、太陽の前を金星が通過する現象があります。月ほど大きくないので、日食には見えませんが、丸いあなのようにぽっかりと金星の影が浮かびます。
日食観測グラスをそのまま持っていましょうね。
次は、ずっとずっと先のことですが、この日のことをまた思い出すかもしれませんね。