もちつき集会

12月14日、5年生の農業体験にご協力いただいたグリーンパワーくろべのみなさんのご支援で、もちつき集会を行いました。
グリーンパワーくろべさんは、黒部市内の若手担い手農家のみなさんが作られた農事会社で、黒部の土地にこだわった商品の生産や販売などを手がけておられます。5年生は、総合的な学習の時間や社会科の学習として、農業をめぐる課題について追究してきました。
米作りでは、先端産業としての農業を体験しようと、ハイテクの固まりの農業機械を使った田植えや稲刈り、また、生産物の流通や販売などについてもたくさんのことを教えていただきました。
どうせだからもちつきをしようと、グリーンパワーの川田さんの申し出で、この日のもちつきになりました。5年生だけでなく、全校の子どもたちが土地と人が育んだもちを味わいました。

もちつきは初めてという子も少なくないので、まずは、グリーンパワーさんのパワフルなもちつきから始まり、各学年ごとに体験していきました。

この集会の全体の調整や運営は、5年生を中心に行いました。もちを丸めるのも5年生が受け持ちました。どんどん手さばきも上達して、おいしそうなごまもち、きな粉もちが次々にできてきます。

多くの方のお力添えで、もちつき集会も無事終了。
先端技術と、伝統的な習俗、人の力を超えた自然の力。そうしたものを知り、感じ、自分のものとしてとらえられるようになるには、最適な教材でした。長い時間にわたってかかわっていただいたみなさんに感謝いたします。