真綿

昔流行した歌に、「真綿色したシクラメンほど」という歌詞がありました。
真綿ってのも知らずに聞いていましたが、真綿はカイコが作る糸で作られた綿のことです。
3年生が飼育しているカイコもすっかり羽化が終わり、20個くらいがサナギから成虫になれませんでした。自然は厳しいものですね。それでも産卵したものがおびただしい数になっていて、卵が乾かないように湿り気を与えています。そこで活躍したのが、真綿。まゆの外側を取り出して綿上にして水をしみ込ませました。

まわりに見えるのが卵です。黄色から紫に変わり、灰色に変化すると孵化します。
これが羽化しなかったまゆ。残念でしたが、とてもきれいですね。起き上がりこぼしになります。